リージョン1専用DVDドライブ ― 2012/03/20 21:21
リージョン1のDVD所有枚数が10枚を超え、今後もますます増えることはまず間違いない。であれば、リージョン1専用のDVDドライブを購入することは自然の流れであり、きわめて合理的な判断であり、断じて無駄づかいではない。という理論武装が完了した3月17日土曜日の朝、足は、自然と秋葉原へ。
3週間ぶりの秋葉原である。
なぜ、3週間も空いてしまったかというと、先週は、奥さんに付き添って名古屋に行って、ひつまぶしを食べ、その後、ひまつぶしに水族館を見学していたからである。
ひつまぶし http://youtu.be/BEeZ7dqDpnQ
水族館 http://youtu.be/khZChg0PWhg
定点観測ポイントの一つである「あきばおー」に行くと、偶々、LG製DVDドライブGH24NS70の特売をやっていた。
白色のバルク品で、価格は1,799円。丁度、ウルトラマンのDVDと平成ガメラ3部作のBlu-rayを合わせた位の価格(いずれも米国向け価格の場合)である。これなら買って損はない。
色違いの黒のベゼルとソフトが付いていた。(ただし、再生ソフトは付いていない。)
増設用なので、再生ソフトは付かなくても支障はない。
LG製ドライブは、昨年組み立てた、黒色小型機の2代目のドライブとして、5インチベイ下段の空きスペースに設置。ベゼルは、ケースの色と同じ黒に変更。シリアルATAと電源のケーブルをつないで電源ON
リージョン1のUFOのDVDでテストしたところ、無事、再生できることを確認。特にリージョン変更を促す画面が出ることはなかった。
DVDドライブのプロパティを確認したところ、画面左の従来からあるパイオニア機のリージョンは2、画面右の今回購入したLG機のリージョンは1に設定されていた。
初めて再生されるディスクのリージョンコードに合わせて自動的にリージョンが設定される仕様のようだ。
リージョンの残り変更回数は、両機ともに4回になっており、一度も変更されていないことを示している。
初代ウルトラマン全話DVD(734円) from USA ― 2012/03/20 15:02
DVDやBlu-rayなど動画コンテンツに内外の価格差があることについては予てから薄々気が付いていたが、先般、アマゾンのマーケットプレイスで海外(USA)の業者から直接買えば、大幅に安く手に入ることを知り、改めて、価格の差の大きさに驚いた。
これまで、DVDなどの動画コンテンツを安く入手する場合は、主に秋葉原の中古屋さんを利用していた。
何かを買う目的があって中古屋さんに行くというよりも、日常、秋葉原を散歩する際のルート上として各パーツ屋さんを回った後、最後に中古DVD屋さんに立ち寄り、掘り出し物があれば思わず買ってしまうというパターンである。
先日も、秋葉原の中古屋さんでジェリー・アンダーソンの「UFO」(邦題「謎の円盤UFO」)の第1話を収録したDVDを200円で買ってきて見ていたら、懐かしくもあり、面白くもあり、玩具っぽいメカ+未来志向のファッションセンスが醸し出す独特のテイストに思わず引き込まれてしまい、抜け出せないまま、気が付いたら全話が見たくなってしまった。
アマゾンで検索してみると日本向けのDVDが2万円以上するのに対し、「importCD's」というカリフォルニアの業者は、米国市場向けのDVDを4,353円+送料340円で出品していた。さらに、検索してみると初代ウルトラマンの全39話が収録されたDVDについては、734円+送料340円であった。
ジェリー・アンダーソン作品と円谷作品に対する米国人の評価がそのまま反映したかと思しき両作品の価格差もさることながら、日米での販売価格の差にショックを受けつつカートに入れ、注文を確定。
2つを一緒に注文しても送料はそれぞれ取られるので、総額で5,767円の買い物である。
3月6日に注文し、9日後の3月15日、まず到着したのはUFOの方である。
取りあえず手持ちのリージョンフリープレイヤーで再生し、アナログキャプチャーボードのコンポジット入力につないでみる。普通に再生することができた。
音声は英語のみで、英語の字幕もなく、完全ヒアリング勝負であるが、初回放送時に全話欠かさず見ていたので、ストーリーを追うのに支障はなく、十分楽しむことができる。
(※なお、DVDプレイヤーのリージョンの設定については、以下を参照)
http://youtu.be/ksiZW9D5-Qo
さらに4日後の3月19日、初代ウルトラマンが到着。
ちなみに郵送ラベルには、TotalValue7.66ドルと書かれている。円建て販売価格は734円だったので、1ドル当たり約95.8円という換算になる。為替リスクを考慮した十分なマージンがとってある。
中身は全39話が4枚のディスクに凝縮されたいる。
こちらは、米国の声優による吹き替えの他、オリジナルの日本語音声も収録されている。
凝縮された分、画質もそこそこだが、今見ると、特撮シーンが何とも情けない。
制作費の関係だろうが、特撮シーンについては、ウルトラQに比べて大幅な品質の低下である。これ以上画質が良くてもという気分になる。
ウルトラQは、海外市場を意識して製作した割にはモノクロであったため思ったように売れず、ウルトラマンは、当初からカラーで企画されていたといわれている。DVD化までされ、今でも現役のコンテンツとして米国で売られているので、国際的にも、一応成功した作品といえるのかもしれない。
しかしながら、この内容・この品質で、今日のアニメのように、日本の特撮技術や特撮文化に対する評価を上げることにつながったかといえば、はなはだ疑問である。
救いがあるとすれば、東宝映画全盛時代を経験している俳優たちの演技の質の高さである。可能であれば、特撮シーンだけをリメイクして差し替えたものを見てみたいと思う。
TU-870R耳障りなプチプチノイズ 真空管の不具合? ― 2012/02/26 14:14
TU-870Rについては、キット購入後買い足した2組の真空管を付け替えながら暫く使った後、キットに付いていた元のelectro-harmonix社製に戻したところ、片方のスピーカーからノイズ(スピーカーが傷むのではないかと思えるほどのプチプチ音)が聞こえるようになった。
「真空管不具合」の可能性を考え、東芝製の真空管に代えたところノイズはピタリと止まった。やはり、原因は、真空管にあったようだ。
エレキットのホームページhttp://www.elekit.co.jp/topics/detail/00774に、キット生産終了の理由として『弊社がこだわる品質及びコスト維持が年々難しくなり』 と書いてあったが、確かに真空管の品質がこれでは、いくら全体の質感を高めても台無しである。
さて、東芝製の真空管の音を改めて聞いてみると、プチプチ音のノイズがないのは当たり前としても、ボリュームを下げなければならないほど音が大きく、太く、豊かである。 改めてMade in JAPANの品質を実感。
現行品ではなく、いわゆるストック品を、手に入るうちに少しでも買っておこうと、今週も秋葉原へ。
まずは、最近すっかり常連のようになってしまった、東京ラジオデパート2Fのキョードーで、AWA(松下電器OEM)の6BM8ペア(白箱入り。4,000円)を購入。TRONALのペア(3,900円)に比べて100円高いだけなので、Made in JAPANとしては、お買い得ではないかと思う。
なお、前回、大量に出ていたTRONALのECC88は、1つも残っていなかった。
次に向かったのが、ニュー秋葉原センター内に店を構える有限会社春日無線変圧器
真空管アンプの店である。
ここでは、各社のPCC88(7DJ8)が置いてあった。
7DJ8はヒーターの電圧が1V程高いだけで、6DJ8とは互換性があり、おそらくそのまま挿して使えるはず。
黄色い箱に入ったPHILIPS社製の物を3,780円で購入。ほかに在庫はなく、最後の1本だったようである。
まずは、TU-870RにAWAの6BM8を装着。JAPANの文字が目に眩しい。
次に、AX4GE Tube-GにPHILIPSのPCC88(7DJ8)を装着。
ヒーター電圧が規格より低いはずだが、赤く光っており、音もちゃんと出ている。
どちらもエージングはこれからだが、中々の音が出ているのではないかと思う。
真空管マザー(AX4GE Tube-G)としての余生 ― 2012/02/26 06:47
2002年頃、AOpenから真空管搭載のマザーボードという誰もが首を傾げるような怪しい製品が発売され、案の定、市場からは直ぐに消えてしまった。
発売当初は20,000円位したようだが、手元にある物は、2004年3月、秋葉原の「俺コンハウス」にて格安(4,980円)で手に入れたもので、当時、わけあり品のような売られかたをされていた。
ネットで調べたところ、背面に取り付ける「ステレオピンジャックの左右(赤と白)が逆」になっており、更に「アースの線が片側しかつながっていない」という、何ともお粗末な不具合が判明したが、半田付けで簡単に直すことができた。そのほか、特に、不具合は見つかっていない。
購入した当初は真空管を差し替えたりして暫く使っていたが、真空管の使用の有無にかかわらず、オンボードのサウンド機能を使った場合、テレビチューナーボードから録画する際や、MIDIキーボードから入力する際などに音のずれ(遅延)が発生するため、別途、サウンドカードを挿して使うことにした。その結果、真空管を含むマザーボードのサウンド機能は封印され、まったく使わなくなってしまった。
しかしながら、アナログテレビ放送の終了とともに、本機もテレビ録画機としての役割を終え、また、TU-870R(真空管アンプ)というよき伴侶も得たことからたことから、真空管マザーとしての本来の姿で、引退後の余生を送ることとなった次第である。
引退(真空管マザーとしての復活)の記念に、差替用の真空管を買ってあげることにした。
ここのところ毎週のように通っている、東京ラジオデパート2階のキョードーでTRONALのECC88(1,400円)を購入。
これで、このマザーボードで使える真空管は、(写真左から)
買ったときに付いてきたSOVTEK(ロシア製)の6922、
マザーボード購入当時の2004年頃、東京ラジオデパートの1階(当時は、1階で真空管を売っていた。)で購入したZENITH(米社)ブランドの6DJ8(1,200円)、
そして、今回購入したTRONALのECC88
の計3本になった。
ヴィンテージサウンドのエージング真空管 特許出願中 ― 2012/01/28 21:59
秋葉原から帰り、東芝製の真空管を写真に撮ったり、アンプに挿したりしている間に、ヴィンテージサウンドから特許出願中とされる独自の方法でエージングされた真空管が届いた。
2日前、今年十数回目の新年会の帰り、電車の中でスマホからアマゾン経由で注文していたものだ。12時間エージング済みのペアで3,800円。ただし、送料が1,000円かかるので、総額4,800円。メーカーはキットに入っていたのと同じエレクトロハーモニクス社。ロシアの会社である。
2日前、今年十数回目の新年会の帰り、電車の中でスマホからアマゾン経由で注文していたものだ。12時間エージング済みのペアで3,800円。ただし、送料が1,000円かかるので、総額4,800円。メーカーはキットに入っていたのと同じエレクトロハーモニクス社。ロシアの会社である。
箱には測定データを記載したラベルが貼られている。
日本の工業所有権制度上、エージングの方法そのものが特許権の対象となるか否かはともかく、一本一本チェックがされているということだけでもありがたい。
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